どうして私はいつも上手くいかないんだろう、、、
・「また」苦しい恋をしてしまった
・人の目や評価がとても気になり集中するべきことに集中できない
・失敗したことや終わったことが頭の中でいつまでもグルグルして止められない
・気がつくと悪いことばかりを考えている
・ダメと分かっていても彼を束縛したり、無理なことを言って困らせてしまう
・そもそも人との親密な関係を持てないのでずっと一人ぼっち
・どこかにいつも空虚感や欠如感があり安心感をもてない
・自分自身を非常に責めてしまう or 相手を批判ばかりしてしまう
・自分は他人と違うと感じる(どこかおかしいのではないかと感じる)
一見ごく普通に見える人の中にも、このように苦しんでいる方は、実はとても多くいらっしゃいます。
あなたもそうでしょうか?
それはとても苦しいですよね、、、。
もしかしたらもう自分には抜け出すことは出来ないと感じていらっしゃるかもしれません。
けれどもそれは違うと断言できます。
恋愛依存やアダルトチルドレンから回復することは誰でも可能なんです。
「じゃぁどうすれば?」と疑問に思いますよね。
あなたがもしご自身の心の奥底に踏み込んでいく勇気を持つならば、あなたの苦しみは必ず溶解していきます。
そしてそれは自分らしく人と関わる、愛する生き方ができるようになるということも意味しています。
色々なメソッドが効果を上げないわけとは?
私たちの中には元々「愛」というものが備わっています。
それは通常、私たちが誰かと恋愛関係になったときの愛とは違います。
また、親が子どもに注ぐ愛とも比較はできません。
何かに例えることはできませんが、何があろうとどんなことがあろうと、静かに優しくほほ笑えむことができるとてもとても深いものです。
その私たちが持っている静かで深く温かな愛を阻害しているものを取り除くだけで、恋愛依存やアダルトチルドレンからごく自然に回復します。
ただここでとても大切なポイントがあります。
それは実は、私たちには自分の心を癒す力がないということなんです。
もしあなたがカウンセリングを受けたことがあるなら
・インナーチャイルド療法
・認知行動療法
・ヒーリング
・アンガーマネージメント etc
様々な形態のセラピーやカウンセリングがあることを知ることになったと思います。
もしかしたらいくつか試してみたけれど、効果がなかったと落胆しているかもしれません。
それはあなたがダメなわけでも、自分だけが不幸から抜け出せないわけでも決してありません。
ただ単に癒しが起こる力にはならなかったというだけのことなんです。
また、セラピーやカウンセリングだけでなく本やブログなどで探せば、たくさんの方法を見つけることができます。
例えば
・潜在意識の思い込みを解放するためのアファメーションなどのメソッド
・新しい自分になるための資格取得や自分磨き
・状況や相手を変化させるためのアレヤコレヤ etc
あなたは一生懸命に取り組んできた経験があるかもしれませんよね。
これらが決して悪いといっているわけではありませんし、必要なときもあると思います。
「この状況からなんとかしなくちゃ!なんとかしたい!」と思っているのなら、むしろそういうことを試そうと思うのは自然なことになると思います。
けれどもそれはとても疲れることではありませんでしたか?
なんとかしようともがいても中々上手くいかないわけですから!!
でも上手くいかないのは当たり前なんです。
だって先ほども申し上げましたが、私たちに自分の心を癒すことはできないからなんです。
ここは本当に本当に重要です!!
「えっ?じゃぁ誰が(あるいは何が)癒してくれるの?」というその疑問の答えとして、私のことを少しお話させて頂ければと思います。
消えない希死念慮
私は物心つくころには「死にたい」という希死念慮が意識に纏わりついていました。
他の人もそうだと思っていたので、そうではないことを知ったとき、衝撃を受けたのを覚えています。
20代後半の頃、あまりの生きづらさに耐えかね、楽になる方法を探し始めました。
その中で自分の家庭が機能不全だったことを知り、自分がアダルトチルドレンだということも自覚しました。
とどめの一撃として、ADHDということも判明しました。
なので、様々なメソッドやセラピーを受けていきました。
いいえ、そうやって自分を癒さないと、普通の人間にはなれないと思っていたからです。
スピリチュアルにも領域を広げていき、魂や輪廻転生という概念を知ったことで、少し救われた気持ちになりましたが、中々良くならず苦しみは続きました。
どうしたらいいのか分からず、ただもっと根本的な解決が必要だと感じたので、セラピーの本場イギリスへ勉強しにもいきました。
そうして潜在意識の深いレベルを癒せるようになり、ホンの少し楽になったりしたのですが、相変わらず度々起こる希死念慮や虚無感に苦しんでいました。
非二元(ノンデュアリティ)でいわれる一瞥体験で、強烈な幸せを感じた後ですらも、その苦しみが消えることはありませんでした。
一瞥体験から人生が大きく変化した人もいるのに、変わらない自分に対して強い失望を感じていました。
セラピーやカウンセリングが効果がないネガティブナルシズム(※)という自分の資質に絶望を抱いていました。
「ネガティブ・ナルシズム」(通称「ネガナル」)
溝口あゆかさん提唱の「インテグレイテッド心理学」の中で定義されている心理状態。
ネガティブな思いにすっかり同化し、それがアイデンティティとなってしまっており、絶え間なく自分否定、自分批判をしている状態のこと。
そのために、カウンセリングやセラピー、スピリチュル、自己啓発など「何をやっても楽にならない」と感じている。
10年以上探してきたけど仕方がない、もう諦めてなんとか折り合いをつけて生きていくべきなんだと思っていたのです。
確かな幸せに包まれて
そんなある日、不思議な体験から奇跡講座(※)という本を読むことになりました。(不思議な体験はいずれまたの機会に!)
奇跡講座(A Course in Miracles(略称:ACIM))は、ニューヨーク州にあるコロンビア大学長老派医療センターの心理学博士だったヘレン・シャックマンという女性によって書かれた書籍。
ヘレンは無神論者で、オカルト的なことを嫌う現実主義者でしたが、1965年にイエスと名乗る内なる声を受け、奇跡講座を記録し始める。
それは実に7年もの歳月を要し1976年に出版される。
現在、20ヶ国語に翻訳され、累計販売数は200万部以上になる。
ただもう半ば諦めるていたので、奇跡講座にもあまり期待をしていませんでした。
けれども、奇跡講座の核になっている「赦し」というメソッドを始めると、ビックリするほどたくさんの嫌な記憶が吹き出してきました。
今までの潜在意識のアプローチがなんだったのか?というくらい大きく深く蓋が開いたように溢れ出し「やってもやっても終わらない?!」と半べそ状態になりながらも出来る限り赦しを行い続けたところ、
「あれ?!なんだか心がすごく平和だ、、、」
そう感じたのはヘロヘロになりながらも赦しを始めて2,3日後のことでした。
一瞥体験の強烈な幸せ体験など、人生で何度か幸せを感じたことはあったけれど、何というかちょっと言葉にするのが難しいですが、もっと確かな幸せな感覚というものでしょうか。
気がつくと、あれほど頻繁に起きていた希死念慮や虚無感に飲まれるようなことが起きなくなっていたのです。
40年以上も纏わりついていた希死念慮が、たった数日で消えたのです。
私に何が起こったのか?
あの経験から奇跡講座を真剣に勉強し始めました。
勉強すればするほどその深遠な真理に深い畏敬の念を抱かずにはいれません。
私に起こったこと、それは人類の起源までも包括するものでした。
愛とは何か?
「私」はどこからやってきたのか?
宇宙とは何か?
心とは何か?
「赦し」というのはその全てをもって行われる癒しです。
う~ん、、、抽象的すぎてものすごく分かりずらいですよね(;・∀・)
ただちょっとスピリチュアルすぎてすごく怪しく感じるかもしれませんが、私たちの目には見えないけれど確実に存在するものがあります。
私たちはその力を借りなければ、心を癒すだけでなく何もできないといっても過言ではないんです。
私たちの心の中にあるその存在の力、それが私たちの心に癒しを起こします。
誤解していた「自分らしさ」の意味
奇跡講座を勉強する中で「自分らしい」という言葉を大きく大きく勘違いしていることに気がつきました。
自分らしいというと
・誰とも比べられない唯一無二の存在
・ユニークであり魅力的
そんなポジティブなイメージがあると思いますし、私もそうだと思っていました。
けれどもそのポジティブなイメージは、私たちをとても傷つけてしまいかねないことを知りました。
何か唯一無二の特別でなくちゃいけない、そんな強迫観念も含んでいますからね。
でも本当の自分らしさというのは、それらの特別性という衣を脱ぎ捨てたところに光輝いています。
私たちが元々もっている「愛」には差はまったくないからなんです。
その静かで深く温かな愛を阻害しているものを取り除くだけで、恋愛依存やアダルトチルドレンからごく自然に回復します。
そして自分らしく人と関わる、愛する生き方ができるようになります。
赦しと心理的潜在意識のアプローチとの融合
奇跡講座は365日のワークブック、1000ページを超えるテキストとマニュアル、赦しの実践から成り立っており、この一つのどれかが欠けても奇跡講座を勉強しているとは言えません。
決して大げさな表現ではなく、一生かかっても完全に理解することはできないものです。
「ただ生きづらさを解消したい!」と願っている中で、それらの膨大なものを学ばなければならないというのは、かなりハードルが高いですよね。
私は当初、独習である奇跡講座をセッションで使うつもりは全くありませんでした。
独習というのは奇跡講座の大前提であり、重要な意図が含まれているからです。
私は私をこんなにも救ってくれた奇跡講座に対して自分ができる唯一の感謝の表現として、奇跡講座のその意図を大切にしたかったのです。
けれどもある日、ずっとセッションを受けてくださっているクライアントさんの癒しの行き詰まりを前にどうにもならず苦肉の策として、赦しを試してみました。
すると、奇跡講座を勉強していなくても、赦しの恩寵が与えられるということを目の当たりにしたのです。
目の前で繰り広げられるその癒しの光景にとても感動を覚えました。
そして、愛からは誰一人取り残されることはない、ということを深く実感した出来事になりました。
そこから少しずつ研究をし、潜在意識への心理的アプローチを融合することで、誰にでもシンプルに赦しにより心を癒す方法をみつけました。
それは私自身の力ではなく、私たちのお兄ちゃんでもあり先生でもある奇跡講座のイエス兄さんのおかげでしかありません^^
探すのをやめたとき愛は見つかる
その赦しによる癒しは本当に力強く、そして真の愛があります。
私はこの赦しにより、まだまだホンの少しですが、自分の中に隠れてしまっていた愛に気づけるようになってきました。
「探しても愛は見つからない」
その意味がやっと分かった瞬間でもありました。
あなたの中にも確実にその「愛」は存在します。
「私」と「あなた」は何一つ変わらないのですから。
その愛を見つけるお手伝い、それが私が今やるべきことだと感じています。